鉄素材への亜鉛めっき+ポリシール(キョークロブラック)

表面処理種類 | 亜鉛めっき・ポリシール(キョークロブラック) |
機能・目的 | 黒色外観・防眩 |
素材 | 鉄 |
業界 | 弱電 |
外観・色 | 艶消し黒色 |
環境対応 | RoHS対応品・ノンクロム |
詳細説明
こちらは、鉄素材へ亜鉛めっき+ポリシール(キョークロブラック)を処理した事例です。
お客様から、鉄素材の表面処理について、一般的な防錆性能に加え、黒色艶消しの外観という意匠性、そして環境負荷を低減するためのノンクロム(完全クロムフリー)の要求をいただきました。
従来の黒色処理では、三価クロメートが主流でしたが、クロムフリーの要求を満たすことができませんでした。
そこで、当社では亜鉛めっき(化成処理無し)上に樹脂コーティングを施す「キョークロブラック(ポリシール)」をご提案しました。
キョークロブラックは特殊な樹脂をコーティングすることで、均一な黒色艶消し外観を実現します。また、ノンクロムであるため、環境負荷を低減することができます。
お客様からは、キョークロブラックのノンクロム対応、美しい黒色艶消し外観が高く評価され、採用に至りました。
※クロムフリーの要求が無く、さらに外観要求が厳しい場合には黒色3価クロメート施した上にポリシールを処理する事で対応いたします