COLUMN 基礎知識・技術情報

ボルトのめっき・コーティング:トルク制御と水素脆化対策

ボルトの要求スペック

六角ボルトなどの締結部品は、インフラや産業機械の骨組みを支える要です。

ボルトの締結において最も恐ろしいのは、設計通りの締め付け力(軸力)が得られないことによる「緩み」や「破断」です。この軸力をコントロールする指標がトルク係数です。

ボルトに最適なめっき・コーティング

高張力ボルトなどの高強度材を使用する場合、ドリルネジ同様に「水素脆化」への対策が最優先されます。そのため、電解めっきに代わり、「ジオメット」が広く採用されています。ジオメットは皮膜の中に薄い金属フレークを幾層にも重ねる構造をしており、これが摩擦係数を安定させ、正確なトルク管理を可能にします。

さらに、頻繁なメンテナンスや部品交換が行われる産業機械では、ボルトの再利用性も重要です。

一度締めたボルトが「かじり」を起こして外れなくなると、ダウンタイムの増大を招きます。これに対し、「亜鉛ニッケル合金めっき」にフッ素樹脂系等のコーティングを複合させることで、優れた防錆性と、何度繰り返しても安定した潤滑性を発揮させることができます。塩水噴霧試験の結果のみならず、実際の作業現場での取り回しの良さについても重要です。

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