亜鉛めっき(三価クロメート)
亜鉛めっき(三価クロメート)は、耐食性・美観性向上において最もスタンダードな表面処理です。
「ネジめっき・コーティング.com」の亜鉛めっき(三価クロメート)
酸性浴処理により焼結合金を含む難素材にも対応
弊社では、焼の入ったM5~6の亜鉛めっきを得意とする事からカリアンモン折衷浴(酸性浴)で処理しております。
電流効率が高く難素材にも対応しやすいことを特徴とし、焼結合金部品にも対応可能です。焼結合金については樹脂含侵処理の影響を受けることが多いことから含侵処理の入念な条件打合せと維持管理が必要となります。
全自動エレベータ型オープンバレル連続ベーキングラインと天井走行キャリア型ラインで対応しています。
三価クロメート白黒いずれも、極めて高い美観性を実現
三価クロメート白色(クリア)は酸性浴上で発色は弱く、銀白色の外観でうっすらとした干渉色があります。処理薬剤として無機系と有機系の2種類を使い分け、塗装下地としては有機系を推奨し顧客要求に対応できるようにしております。
三価クロメート黒色は全自動ラインで処理するのではなく、後処理専用ラインにて処理しています。外観要求が高いことから、色調コントロールを行いやすくするために処理槽を2槽持ち新液との切替を即座に行えるようにして外観品質を提供しています。
三価クロメート有色については試作レベルで対応しており、ご要望がありましたらご相談ください。