COLUMN 基礎知識・技術情報

タッピンネジのめっき・コーティング:精密なトルク管理により脱落を防ぐ

タッピンネジとは?

タッピンネジは、相手材(主に樹脂や薄鋼板)に雌ねじを形成しながら締結する部品です。

ボルトや小ネジのように相手側に雌ねじが切ってある必要がないため、組立コストの削減に寄与します。しかし、相手材を削りながら進むという特性上、締結時の摩擦係数が安定しないと、トルク不足による緩みや、過剰トルクによる「バカ(ねじ山の破壊)」を引き起こし、最終的には「脱落」を招く恐れがあります。

タッピンネジの要求スペックと最適なめっき・コーティング

タッピンネジに求められるのは、防錆力はもちろんのこと、締結精度を左右する「トルク係数」の安定化です。

ここで高い信頼を得ているのが、日本ポリシール工業株式会社の「ポリシール」です。

ポリシールは、優れた防錆機能に特殊な潤滑成分を複合させたコーティングで、摩擦係数を一定の範囲内に制御することに長けています。これにより、自動機による高速締結においても安定した軸力を確保でき、製品の品質安定に大きく貢献します。

また、電子機器などの精密分野では、膜厚の管理が非常にシビアです。こうしたケースでは「亜鉛ニッケル合金めっき」が推奨されます。

これは通常の亜鉛めっきよりも数倍の耐食性を持ち、薄膜でも十分な性能を発揮するため、微細なタッピンネジの寸法精度を損なうことがありません。さらに、高硬度であるため締結時の皮膜損傷にも強く、長期間にわたって安定した締結状態を維持します。

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