COLUMN 基礎知識・技術情報

ビスのめっき・コーティング:耐候性・耐食性向上

ビスの用途と腐食リスク

建築業界で多用される「ビス(コーススレッドやコンクリートビス等)」は、木材やコンクリートに深く、強く打ち込まれるため、締結時に強烈なねじり応力を受けます。

また、木材に含まれるタンニンなどの酸性成分や、コンクリートの強アルカリ成分は、金属にとって非常に過酷な腐食環境となります。ビスが腐食すれば、構造物の強度は著しく低下し、部材の脱落といった重大な事故につながりかねません。

ビスに最適なめっき・コーティング

このような過酷な環境下で信頼されているのが、「ラスパート」や「ジオメット」といった高付加価値コーティングです。

これらの処理は、単なるバリア防錆だけでなく、傷がついた箇所を周囲の亜鉛層が保護する「犠牲防錆」の機能も備えています。特に建築用ビスでは、インパクトドライバーによる激しい打撃を受けるため、被膜が剥がれにくい「密着性」と、木材への食い込みを助ける「滑りの良さ」が重要視されます。

表面処理の注意点としては、コンクリートビスのように強固な相手材に打ち込む際、摩擦熱による被膜の焼失が挙げられます。これを防ぐために、あらかじめ表面処理の段階で耐熱性の高い潤滑トップコートを施すことで、施工の最後まで防錆機能を維持させることができます。

現場での「折損(ビスが途中で折れる)」を防ぐためにも、適切なトルク管理を可能にする表面処理の選定は欠かせません。

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