鉄素材の機械加工部品のバレル式無電解ニッケル処理

表面処理種類 | 無電解ニッケル処理 |
機能・目的 | コストダウン(均一被膜・寸法精度) |
素材 | 鉄 |
業界 | 設備部品 |
外観・色 | 銀白色 |
環境対応 | RoHS対応品 |
詳細説明
こちらは、鉄素材の機械加工部品をバレル式で無電解ニッケル処理をした事例です。
お客様から、元々ラック処理(吊りめっき)により無電解ニッケルめっき処理に行っていたが、コストと品質の観点からバレル式にしたいとのことでご相談いただきました。
ラック処理は、部品一つひとつを治具に掛ける必要があるため、特に大量の部品を処理する際には、多大な手間と時間を要し、それがコスト増加の要因となっていました。また、複雑な形状の部品においては、均一なめっき膜厚を得ることが難しく、品質の安定性に課題がありました。
一方、バレル処理は、部品をバレルと呼ばれる容器入れ、回転させながらめっき処理を行うため、治具への固定作業が不要となり、大幅な工数削減が可能です。また、バレル内で部品が常に攪拌されることで、めっき反応が部品全体に均一に作用し、膜厚のバラつきを抑えることができます。
当社のバレル設備はこちらです。
このようなバレル式の無電解ニッケル処理でお困りの際は当社にご相談ください。